顔から火が出るほど恥ずかしかった事件

水中バレエ事件思い出したらもう一つ思い出した事件が

母ちゃんの母親には6歳上の姉と4歳上の姉がいる。
もう亡くなってしまったのだが4歳上の方の伯母は
物事をハッキリ言う男勝りな性格で母ちゃんは苦手だった。
(日馬富士に顔が似ているので最近、どうもその伯母の事を思い浮かべる機会が多い)
その伯母がからんだとても恥ずかしかった事件

あれは母ちゃんが小5か小6の時、
この伯母が田舎から出て来るので上野駅まで迎えに行き、
(まだ東北新幹線が無かったからね)
母ちゃん達の住む最寄駅まで行くために東京駅で東海道線に乗ろうとした時の事

ほんの数年前までは上野東京ラインは開通しておらず、
東海道線は東京駅が終点で始発だった。
(みなさん、記憶に新しいですよね。)

東海道線は東京駅に到着後、乗客を降ろした後、
車内清掃をするために一旦電車のドアを閉め、
清掃後にドアを開け乗客を乗せていた。

電車が到着する少し前に母親が電車の中で飲む飲み物を買う為に
ここで待っていてね
という言葉を残し少しの間いなくなった。

その間に電車が到着、乗客が降りた後に
伯母はこの暗黙のルールを知っていたのかどうかは不明だったのだが、
ほれ、早く乗って席を確保しろ！
と、言い、母ちゃんと母ちゃんの弟妹と一緒に電車に乗り込んだ。
乗った直後電車のドアが閉まり、焦る母ちゃんと弟妹
伯母は確保したBOX席に堂々と座っている

車内清掃の方が来て、
降りますか？
と聞いてくださったのだが伯母は
いや、これからこれに乗るからいいんだ
といいその場に居座る。

そうこうしているうちに飲み物を買って来た母親が戻って来たのだが、
ここで待っていてと言ったハズの母ちゃん達がいないので、辺りをキョロキョロ探している。
それを見つけた伯母は
ほれ、〇〇(母ちゃんの本名)！お母さんにここにいるよって呼んでこい！
と、母ちゃんに命令した

母ちゃん、必死になって自分の母親に向かって
お母さん！お母さ～ん！
と叫ぶが気が付いてくれない。
電車の外で待っている乗客には笑われるしホントに最悪な状況
1車両分追いかけたけど母親は気が付かないし恥ずかしいのであきらめて席に戻った。

母親は待っている親切な方に
中に乗ってますよ
と、教えていただき、これまた恥ずかしい思いをしたのだった。

車内清掃が終わり、乗って来た母親は開口一番
ここで待っててって言ったのに何で待ってないの！
と、言うので
だって伯母ちゃんが乗れっていうから
と、言うと伯母は
ドアが開いたから乗ったんだ。どうせみんな田舎者だと思っているだろ
と、開き直り平然としていた。

弟は
俺が呼びに行けって言われなくてよかった～
とか言うし
これは母ちゃん史上最も恥ずかしい事件で
今でもこんなに事細かく書ける程、鮮明に記憶が残っている。

コメント 2

私は御茶ノ水駅にある学校(お茶の水女子大ではないと思う)に通っていたので、座って帰るために東京駅の東海道線ホームによく並んだ記憶がある。
清掃があるのでドアが開いても乗車しちゃいけないという放送が流れていたっけ。
小学生の頃は湘南電車と呼ばれていた気がするなあ。
by ぴょんちゃん (2017-12-09 01:05) 

>ぴょんちゃん
あの学校って最寄駅は御茶ノ水だったんだ！
ぴょんちゃんさんがお茶の水女子大だったら怖いし・・・(^^ゞ
by Elizabeth (2017-12-09 12:31)